さあ、何をしようかということで、いといろ考えます。
私自身は、それほど特殊な生き方をしてきたわけではないと思っています。
特に自慢できるところも無ければ、後ろ指を指されることも無いと思っています。
仕事についても、いろいろ辛抱をしながら会社勤めをしてきました。
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これからは、自由に過ごせるのだと期待しています。
平均的なサラリーマンが退職した、というようなものですね。
しかし、現実にその時を迎え、何日が過ぎると、どうも予想と違う雰囲気です。
退職したら妻と旅行へでも行こうかと思ったのに・・・
妻は、自分の友達とランチだの、ショッピングだのと出かけて行きます。
既に、妻には、夫が仕事で疲れて休日も相手をしてくれなかったことから、夫なしの世界ができているようでもあります。
家でゴロゴロしていると妻からの冷たい視線が気になりますね。
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定番として、図書館通いという話があります。
そこで、近くの市立図書館をのぞいてみました。
思った通り、私と同じくらいの年配者がたくさんいて、席を埋めていました。
私も、数日間、図書館に行ってみました。
そして、閲覧の用の机で、週刊誌やいくつかの単行本を読んでみました。
周りには、やはり感じが自分と似た風の人たちが、やはり、のんびりと雑誌を読んだりしています。
何かを調べている様子ではなく、ページをパラパラとめくっています。
しかし、もともと、読みたい本がたくさんあり、勤め人をしている間は読む時間が無かったので、退職後は思う存分本を読もう、と考えていたわけではありません。
したがって、直ぐに飽きてしまいました。
さて、、、、
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でも、大丈夫です。
考えなければならないことは、たくさんあります。
寿命、余命、健康、年金、預金(蓄え)、家族など
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とりあえず、さらっと寿命について考えてみます。
厚生労働省は、7月20日に「簡易生命表」で平均寿命を発表しました。
平成29年の日本人の平均寿命は女性が87・26歳、男性が81.09歳で、いずれも過去最高を更新したそうです。
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厚生労働省は、次のようにみています。
・がん、心疾患、脳血管疾患の日本人の三大死因による死亡率の低下傾向が平均寿命を押し上げている。
・健康意識の高まりや生活習慣の改善が結果に表れている。医療水準の向上などで、今後も延びる可能性は十分にある。
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この「平均寿命」のニュースで誤解しがちなのが、「平均余命」との混同です。
平均寿命というのは、生まれたばかりの赤ちゃん(零歳児)がとくになにもなければ、ここまで生きるであろうと予測された年月のことです。
一方、平均余命というのは、ある年齢の人々がその後平均して何年生きられるかを示した数字を指します。
言い換えれば、零歳児の平均余命を平均寿命と呼んでいるわけです。
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ですから、70歳の男性が、「日本人の平均寿命が81.09歳になったと発表されたから、自分の残りの人生はせいぜいあと11年か。。。」と考えるのは間違いなのです。
平成29年「簡易生命表」のデータに従えば、70歳の男性の平均余命は15.73歳です。
つまり、データの上では70+15.73=85.73になります。ですから、計算上は85歳ちょっとまで生きられます。
70歳の女性の場合だと平均余命は20.03歳だから90歳をチョット超えるまで長生きできる計算になります。
もちろん、あくまでも「平均」したところ、ということが前提であります。
さあ、いろいろ何かやらなければ。。。
先ほど、掲げた「寿命、余命、健康、年金、預金(蓄え)、家族など」について、思ったこと感じたことを書いていこうと思います。