>高配当うたい集金 8人逮捕 仮想通貨など83億 無登録営業容疑
>約2400億円の負債を抱え、経営破綻した磁気治療器販売会社「ジャパンライフ」(東京、破産手続き中)の債権者集会・・・
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このようなニュースをたびたび目にします。
詐欺かどうかは、これから明らかになるのでしょう。
ところで、このような事件の記事を耳にして思うのは、
「そんなに都合の良い話は、私のところに来ない」
ということを考えたのでしょうか、ということです。
●そのような儲け話は、・・・ありません。
●あっても、私のところには来ません。
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<法的に問題ないビジネス>
仮に、詐欺でない、Aという儲けビジネスがあったとします。
それを考えた人はどうするでしょうか?
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流れは次のように、なるのではないでしょうか?(思いつくまま!)
①儲け話を発見した者は、自分で密かに行います。
②自分だけでは資金が足りなければ、自分の家族に説明して資金を集めます。
③さらに、自分の親戚にも、良く説明して資金の提供を依頼します。
(親戚同士の関係もありますから、これは何とも言えませんが・・・)
④資金が足りなければ、銀行などに話をして融資をしてもらいます。
(銀行は、ビジネスとして成り立てば融資をするでしょうし、そのビジネスモデルに乗ってこないかもしれません。あくまでビジネスですから。)
⑤銀行が断われば、大口の出資をしてくれそうなへ者へ話を持って行きます。
(大口出資者は話に乗らないかもしれません。ビジネスとして協賛できるかどうかですから。)
⑥ここまできて、①~⑤がだめなので、企画をした者は、手数がかかるけれど、広く一般の人から金を集めるのです。
(これは確実でないビジネス(儲け話)です。)
(詐欺でないとしても、専門家が認めていないビジネスです)
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銀行、投資家などは儲け口を必死に探しています。
それらの機関が、そのビジネス(儲け話)を認めなかったのは、仮に詐欺でないとしても(くどいですが)、利益を生むことに期待が持てないからです。
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<法的に危ないビジネス>
上の流れは、詐欺でない場合を想定しての流れでしたが、そのような流れを取ることができないのであれば、「法的に危ない!」ビジネス(儲け話)かもしれません。
だから、知り合い、または専門家に相談しないで、赤の他人(私)に話を持ってくるのです。
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<結論>
そのようなところへ投資しますか?
●詐欺でないとしても、知らない者が行う、銀行などが採用しなかったビジネス(儲け話)、
●場合によっては詐欺かもしれないビジネス(儲け話)、
このような儲け話に、私は虎の子を預けることはできません。
「そんなに都合の良い話は、私のところに来ません!」
「どうせスズメの涙程度しか持っていないだろうから、話が行かないよ」とのツッコミがあるかもしれませんが、基本は同じです。
・・・ネ
・・・(^^;)
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< 読売新聞 2018年11月14日 >の記事から(要約)
投資グループ「SENER(セナー)」が無登録で出資を募っていた事件。
昨年2月以降の約4か月間で少なくとも約6000人から、仮想通貨「ビットコイン」(BTC)と現金で総額83億円を集めたらしい。
セナーは、元本保証や月利20%の高配当を約束し、損失を自社負担するとうたって「インデックス取引」への出資を募っていた。
全国でセミナーを開催し、新たな客を勧誘すれば、紹介料が入る「マルチ商法」で出資者を増やしたという。
昨年6月中旬に配当を停止し、出資金の大半は返金されていない。
警視庁は今回、現金の出資に絞って立件したが、仮想通貨の一部は海外に送金された疑いがあるとみて、金の流れを調べている。
セナーは配当を停止する直前の昨年6月上旬、2泊3日の台湾ツアーを企画し、顧客を招待していた。
ツアーでは、俳優や、お笑いタレントらのショーも開き、追加投資を募ったという。
ツアーは1万ドル以上を出資した顧客が対象で、数百人が参加。台湾の観光地を巡った後、台北市郊外のホールでショーが開かれた。
この場でセナーは「Sener10周年記念パッケージ」と称し、出資額1万ドルの新しい金融商品を宣伝。「今しか買えない」と購買意欲をあおった。
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→「元本保証や月利20%の高配当」あり得ません!