認知症にそなえて、認知症の症状、対応、診断・治療などを勉強しました。


昨日、「認知症を学ぼう」という講座を受けてきました。

自治会の主催で、講義、ビデオ、寸劇も入って、飽きさせないように工夫されていました。

「全国キャラバン・メイト連絡協議会」の関連でした。

この協議会、厚生労働省や市役所の各ホームページに案内してありましたので、大丈夫でしょう・・
<疑っている訳ではないですが・・・(笑) >

参加者は、定年退職した私から見ても、人生の先輩たちです。

そして、
・自分自身の認知症に備えて心構えを持つための方、
・ご家族が認知症になった場合に備えて・・・の方
であると窺えます。

・認知症とは、認知症の症状、認知症の対応、認知症の診断・治療などが講座の内容でした。

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「脳」以外の体の病気がますます治る時代になってきました。
癌の治療も進んできました。

すると、残るのは「脳」です。
認知症です。

かなりの確率でなるようですね。

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その認知症のうちに、「アルツハイマー病」が約50%を占めるようです。

他には、パーキンソン症状や幻視を伴う「レビー小体型認知症」などがあるようです。
(よく分かりませんが・・)

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ところで、アルツハイマーですが、この夏の新聞や週刊誌に取り上げられた記事で、気になったものがあります。

それは、アルツハイマー病を超音波で治療するというもので、東北大が世界初の治験を始めたというものです。

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新聞の記事に載っていました。
2018.6.19の産経新聞です。
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アルツハイマー病を超音波で治療東北大が世界初の治験へ

超音波を脳に照射してアルツハイマー病の悪化を防ぐ新たな治療法の実用化に向け、今月中に臨床試験(治験)を始めると東北大の研究チームが19日、発表した。

超音波を使った認知症の治験は世界初。
軽度の患者が対象で、早ければ5年後の実用化を目指す。

アルツハイマー病を人工的に発症させたマウスの実験では、3カ月後でも健常なマウスとほぼ同等の認知機能を維持した。
手法が安価で簡易なのも特徴だ。

「下川宏明教授(循環器内科学)は「少しでも有効性が認められれば、世界的な朗報だ。将来は重症な患者や、脳卒中による認知症患者にも対象を広げたい」と話している。

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週刊新潮「8月16・23日夏季特大号」でも、この治験に関する特集が組まれていました。

記事の最後には、「目下、下川教授のもとには治験希望者からの問い合わせが殺到しているという。」とありました。
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そうであれば、非常に喜ばしいことです。

高齢化の世の中において、生きていても健康でなければイヤだと言う人が多いと思います。

体の健康が保たれていても、頭の方が健康でないと・・・ つまり、ボケた状態ではとの不安であります。 

自分の意思がはっきりした状態で長生きするのであれば幸せです。

認知症については、初期症状は? 寿命に関係するか? など、多くの問題点があります。

これらの解決に向けて一歩でも進むことを期待しています。

人間の尊厳に関係する問題であると考えます。

是非、成功してほしいです。



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